熟成黒にんにく
厳選した素材を契約農家で栽培。至高のニンニク
特長
独特のにんにく臭や辛味もなく、フルーツ感覚で食べることが出来る甘酸っぱい味の黒にんにくです。
北海道在来種のピンクにんにくを、JAところ(北海道常呂町)との契約栽培により減農薬・有機質肥料で高品質に育てました。
お召し上がり方
フルーツ感覚で皮をむいてこのまま、1日1~2片を目安にお召し上がりください。
原材料名
にんにく(北海道産)
お求め
こちらの製品は弊社通販サイトにてお求めいただけます。
日本製薬工業の製品に使われているニンニクについて
ニンニクの産地【北海道北見市常呂町」
北海道北見市常呂町は、オホーツク海に面した北海道東部に位置し、西にサロマ湖、東に網走市が広がっています。
肥沃な土地と大地に恵まれた大自然を生かし、畑作・野菜農業と酪農を主体とした農業が営まれています。
北海道在来種のピンクニンニクについて
ピンクニンニクの特徴
北海道在来種のピンクニンニクの特徴は、香りが強く、味が辛いこと
有効成分の質も量も優れている(栄養素を豊富に含む)
抗酸化作用をもつフラボノイドを豊富に含む
開拓時代から受け継がれてきた北海道在来品種
JAところ 栽培農場
当社で使われているニンニクの生産は機械化が難しい点もあり、ほぼ手作業で栽培されています。また、植え付け、芽きり、収穫のタイミングが重要な作物ですので常に目が離せないなど苦労も多いのです。
有機質肥料・減農薬
有機質肥料を主体としたニンニクの栽培に適した土づくりを行なっています。
また、減農薬に取り組み、可能な限り農薬に頼らない栽培をしています。
4年以上の輪作
同じ土地に毎年同じ科の農作物を栽培すると、鉄やマンガンなどの微量成分が欠乏したり、病害虫に冒されやすくなり、品質・収穫量の低下などの連作障害が起きやすくなるため、輪作により土壌の栄養バランスを取り、連作障害を防止しています。
自家増殖・種芽栽培
常呂では、球根を外部から購入するのではなく、自家増殖といって、良い球根を自前で増やして栽培しています。近年、ニンニクの地上部にできる種芽を植え付け、数年掛けて丈夫な良い球根にして栽培する方法も取り入れています。
ニンニクができるまで
秋に球根の植え付けを行うとまもなく発根しますが、冬の低温により生育が停止し休眠します(厳しい冬を耐える)。融雪後、気温の上昇とともに萌芽し、6月中旬から抽台し(植物の茎が急速に伸びる)、7月上旬に球肥大の最盛期を過ぎ、枯葉が進む7月下旬に収穫を迎えます。
ニンニクの科学
ニンニクに含まれる有効成分
ニンニクの栄養成分
ニンニク中の主な栄養成分組成(可食部100gあたり)
水分(g) | 蛋白質(g) | 脂質(g) | 炭水化物(g) | 灰分(g) | 食物繊維(g) | ビタミン(mg) | アミノ酸組成(mg) | |||||||
水溶性 | 不溶性 | B1 | B2 | ナイアシン | B6 | リジン | アルギニン | アスパラギン酸 | グルタミン酸 | |||||
65.1 | 6.0 | 1.3 | 26.3 | 1.3 | 3.7 | 2.0 | 0.19 | 0.07 | 0.7 | 1.5 | 220 | 970 | 400 | 940 |
参考文献:日本食品 標準成分表2010
ニンニクはその約65%が水分であり、炭水化物が26.3%、次いで蛋白質が6.0%でこれに続きます。このほか、水溶性の食物繊維が比較的多く含まれます。糖質中の大部分はフルクタンと呼ばれるオリゴ糖です。ニンニクには有機イオウ化合物が特徴成分として含有され、総イオウ含量は約0.3%に相当します。
ニンニク内のイオウ成分
生ニンニクに含有される主なイオウの化合物の種類と含量
化合物名 | 生ニンニク中含量(mg/g) |
S-アルケニル-L-システインスルホキシド類 (+)-S-アルケニル-L-システインスルホキシド(アリイン) (+)-S-メチル-L-システインスルホキシド(メチイン) (+)-S-(trans-1-プロペニル)-L-システインスルホキシド(イソアリイン) |
5.4~14.5 0.2~2 0.1~2 |
γ-グルタミル-S-アルケニル-L-システイン γ-グルタミル-S-アリル-L-システイン γ-グルタミル-S-(trans-1-プロペニル)-L-システイン γ-グルタミル-S-メチル-L-システイン |
1.9~8.2 3~9 0.1~0.4 |
参考文献:Koch,H.P and Lawson,L.D(eds):Garlic;The science and therapeutic application of Alium salivrm L,and related species,p42,Williams,Baltimore,1996より一部データ引用
生のニンニクはほとんどにおいませんが、切ったり潰したりすると強烈なにおいを発します。これは、においのないアリインと酵素アリイナーゼが反応し、アリシンと呼ばれる成分に変化するからです。アリシンは極めて反応性の高い化合物で、多くのにおい成分に変わっていきます。